インデックス倒産の理由

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インデックス倒産の理由は、粉飾決算の発覚により金融機関からの融資が見込めなくなったことが原因ですね。インデックスの役員や監査法人の公認会計士は、株主代表訴訟や債権者からの数百億円規模の請求により、自己破産の可能性もあります。

(1)インデックス粉飾決算で倒産

インデックスが粉飾決算の発覚で、倒産危機となっていたことをまとめてきましたが、民事再生法の申請により倒産したようですね。

インデックスの大株主である会長や社長、取締役だけでなく、監査法人の公認会計士も株主代表訴訟や債権者からの訴訟の対象になりますので、損害賠償が数百億円になる可能性があります。

インデックスの会長や社長などの役員や公認会計士は、粉飾決算による倒産により逮捕や自己破産の可能性がありますので、民事再生法を申請してもスポンサーが現れない可能性があります。
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(2)INDEX民事再生法で倒産

2013年6月27日のINDEXプレスリリースが、INDEX民事再生手続開始の申立てに関するお知らせについてを報じているので見てみましょう。
当社は、平成25年6月27日開催の取締役会において、民事再生手続開始の申立てを行うことを決議し、同日付けで東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、受理されました。また、東京地方裁判所より、同日付にて監督命令及び弁済禁止等を内容とする保全命令が発令されましたので、下記のとおりお知らせいたします。
このような事態となり、株主様、お客様、お取引先様、その他関係各位の皆様に対しまして多大なるご迷惑とご心配をおかけするところとなり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
インデックスは民事再生法の申請により倒産していますが、負債総額は245億円であることが報じられています。インデックスは取締役会決議を行い民事再生手続の決議を行っていますが、粉飾決算の責任が曖昧になっています。

スターズ倒産の理由を見ると、民事再生手続き申請の後に破産を行っています。インデックスは株主代表訴訟の対象になる可能性がありますので、民事再生手続きが成功するのか注目ですね。

(3)インデックスの倒産による債権カットと株主の損失

  1. インデックスの株主 債務超過のため株価が無価値になる可能性がある
  2. インデックスの取引先 保有する債権がカットされる可能性がある
  3. インデックスの顧客 期待していた商品を購入できなくなる可能性がある
インデックスの利害関係者が倒産により、どういった損失となるのかを見てみましょう。インデックスが債務超過でなければ、上場廃止後も株式に価値のある可能性がありますが、粉飾決算を行っているため、株式は紙切れになる可能性が高いですね。

インデックス監査法人と粉飾決算で取引先が、売掛金や受取手形による信用取引の拒絶を始めていることに触れましたが、取引先にどこまで損失がでるのか注目ですね。

(4)監査法人の責任と国民負担

インデックスの監査法人は粉飾決算の責任がありますが、全く信用ができないので、第三者委員会や裁判所が認定した管財人が全貌を明らかにする必要がありますね。

インデックスの倒産で問題であるのは、大口債権者に整理回収機構が含まれている点です。整理回収機構が保有する債権に貸倒が発生すれば、国民負担になると言えますので、インデックスは粉飾決算で国民を欺いていたとも言えますね。

インデックス倒産は粉飾決算が原因ですので、アベノミクス崩壊 倒産の真相で指摘したように、一部メディアが報じるアベノミクスとの関連はないですね。

(5)民事再生法の申請理由と海外企業の買収

他方で、国内外の企業を対象とした事業買収を行ってまいりましたが、特に海外買収案件では予想どおりの収益が上がらず、多額の投資損失が発生しました。
インデックスは民事再生法の申請理由の一つに、海外企業の買収を含んでいますが、インデックス倒産ヨーロッパ子会社の理由で粉飾決算に使われた可能性が気になっていました。

インデックスの第三者委員会や管財人が、監査法人が減損処理を遅らせるなど、粉飾決算を助長したのか今後に注目ですね。

(6)日本振興銀行の倒産と大口債権者の変更

また、平成22年9月、当社が参加していた中小企業振興ネットワークを構築した株式会社日本振興銀行が破綻したことに伴い、当該破綻の影響を受けた当該ネットワークの参加企業の経営状態は悪化し、当社自身についても当該ネットワークの参加企業に対して行った投融資の多くが回収不可能となり、当社の財務状態は悪化しました。
さらに、平成25年8月期第2四半期には、上記投融資により生じた多額の不良債権に対する引当処理や繰延税金資産の取崩し等により、連結・単体ともに債務超過に陥りました。
そのような状況下、金融機関様やお取引先様等からのご不安を招き、資金繰りが逼迫する状態となりました。そのため、今般、自主再建は極めて困難であるとの判断に至り、民事再生手続きによる再建に踏み切る選択をした次第です。
インデックスは倒産の理由について、言い訳をしていますが、日本振興銀行倒産により整理回収機構に大口債権者が変更になっています。従って、インデックスは粉飾決算により日本国民を欺いていたことになります。

インデックス株の上場廃止 倒産とスポンサーを見ると、売却金額は150億円程度が目安と報道されています。インデックスは上場企業ですので、粉飾決算による株価下落の損害賠償の動向に注目ですね。

(7)インデックスの今後

インデックスの粉飾決算による損害について、インデックス株価暴落 粉飾決算の損害賠償が数百億円か簡単に計算をしました。インデックスのような粉飾決算を行い債務超過の企業に対して、銀行融資が行われることは、ほとんどありえません。

インデックスの今後について考えると、創業者夫婦である落合氏の資産管理会社の資金の流れや、粉飾決算を知っていた役員などが株式の売買により利益を得ていなかったのか捜査対象になりそうですね。

(8)セガが買収を発表

インデックスは民事再生法を申請していますが、債務超過の金額や不法行為の状況によっては、スポンサーが現れず、自己破産に切り替える可能性もありそうですね。インデックスの保有事業にアトラスがありますが、アトラス倒産とインデックスの粉飾決算を考えると解体の可能性が高いですね。

インデックスが自己破産により解体される可能性もありましたが、スポンサーの選定が決まったようですね。セガ買収とインデックス倒産を見ると、セガの事業の中でアトラス関連の事業は生き残ることになりそうですね。セガは遊技機業界の巨大メーカーですので、コンテンツの人気が高いアトラスは、活躍の場を広げることになるかもしれないですね。
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