(1)韓国企業の脱税
韓国経済は財閥を中心とした大手企業の影響力が大きく、韓国のGDPのほとんどを占めています。韓国政治と財閥は密接な関係にありますので、政治的な影響力を通じて、大企業中心の経済体制となっていますね。韓国の長者番付 財閥の脱税を見ると、財閥のオーナーは莫大な資産を保有しており、社会的な成功者となっていることが分かります。韓国財閥の脱税を見ると、オーナー一族は不祥事に備えて、日本の不動産購入など海外に資産を移転していることが分かりますね。
日本経済と韓国経済は、日本企業の韓国リスク回避によって関係の希薄化が進んでいます。日本企業は、韓国援助と産業スパイによって利益率が低下しており、韓国との友好関係は日本にとってマイナスであったことが分かりますね。
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(2)ポスコのベトナム子会社
- 韓国最大の製鉄会社 ポスコ
- 東証一部上場企業 証券コード5412
- 2009年10月 年産3万トン規模のベトナムSTS冷延工場を買い取り ポスコVSTに社名変更
- ポスコVSTを通じてベトナムでポスコが生産規模を拡大
新日鉄とポスコは、新日鉄の技術支援によって製鉄所が建設されただけでなく、現在も株式持合いなどで提携する関係にあります。韓国企業は、信用できないことが口コミで言われてきましたが、新日鉄は韓国企業に裏切られたことが分かりますね。
ポスコの2010年12月17日のプレスリリースを見ると、ポスコがベトナムで工場の買収を行っていることが分かります。ポスコのベトナム子会社である、ポスコVSTを通じてベトナムでの生産規模拡大を続けているようですが、会計不祥事の可能性が報道されていまね。
(3)ポスコVSTの業績と脱税の疑惑
ポスコ脱税と粉飾決算について、2013年10月9日のNNAが、【ベトナム】韓国系ポスコが3期連続赤字、利益操作の疑いも報じているので見てみましょう。- ポスコVSTを通じてベトナム市場に2010年に参入
- ポスコVSTが2010年から3年連続で赤字計上
- ポスコVSTの累積赤字 6,680万米ドル(約64億8,000万円)
- 法人税逃れのための利益操作との疑惑
- 2013年10月7日付ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)が報道
- 税金=(収益-費用)×税率
- 収益の減少で税金減少
- 費用の増加で税金減少
(4)ポスコVSTの国内シェアが高い
- 2010年に地場アジア・ステンレス・スチールを買収
- ポスコVSTを設立
- 2010年ドンナイ省で第2工場の建設着手 には1億3000万米ドル投資
- 2012年3月操業開始
- ベトナム国内唯一のステンレス鋼メーカー 国内シェア40%
ポスコVATの脱税や粉飾決算が指摘されている背景を見ると、高い市場シェアのため利益がでている可能性が高いことが理由のようですね。ポスコの海外事業は、韓国のように国内市場保護とウォン高による後押しがないため赤字が続出しています。
韓国ポスコのメガバンク融資先一覧をまとめましたが、ポスコの海外事業は半数近くが赤字になっていますね。韓国企業は、会計の信頼性が低いという口コミはありますが、ポスコの海外子会社に対してメガバンク融資は法務リスクが高いと言えそうですね。
(5)ベトナムの税務当局が調査中
- ステンレス鋼の製品製造企業 ソンハーのダム・クアン・フン副社長
- ポスコVSTと韓国企業との取引状況を考えると、3年連続の赤字計上は不自然
- ドンナイ省の税務当局 利益操作の明確な証拠はないが調査中
日本のマスコミは、韓国企業を絶賛していましたが、韓国のイメージ悪化に繋がる報道は消極的ですね。日本と韓国を比較すれば、日本のマスコミ関係者は、韓国出身であるという皮肉を口コミで見た方もいると思います。
韓国経済崩壊2015年4月バフェットがポスコ株を売却しており、ポスコの先行きに対して不透明感がでています。ポスコの株価は、バフェットの株売却前後から暴落が続いており、ポスコ株の切捨てに成功していることが分かりやすいですね。
ポスコは新日鉄と製造技術についての訴訟が行われていますが、新日鉄からの技術支援と技術を盗まなければ、企業発展はなかったでしょう。日本企業が利益を得ることのできた市場で、韓国企業が利益をあげていることも、ベトナムでの市場シェア40%ということから分かりますね。 スポンサードリンク
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