(1)脱税で逮捕と裁判
脱税により逮捕や告発される事例がありますが、競馬の脱税裁判は判決で被告側の主張が認められています。競馬の外れ馬券を経費と認めたことは、話題になりましたが、検察は控訴をしています。納税は日本国憲法で定められた国民の義務ですので、告発されると懲役刑などの厳しい量刑が課されると言われており、納税は重要であることが分かりますね。
(2)ベアリングの会社が法人税の脱税
エイド脱税の方法について、2013年6月3日のANNが、“4500万円脱税”ベアリング製造販売会社を告発を報じているので見てみましょう。自動車の車輪などに使われるベアリングの製造・販売会社が、法人税約4500万円を脱税したとして告発されました。エイドが脱税していたとして、東京国税局に告発されているようですね。エイドが法人税を脱税した方法について、見てみましょう。
(3)架空経費の計上により脱税
東京国税局に告発されたのは、東京・文京区の「エイド」と井村秀也社長(55)です。井村社長は、架空の経費を計上して利益を少なく見せる手口で、去年2月までの2年間で約1億5000万円の所得を隠し、法人税約4500万円を脱税した疑いが持たれています。エイドは架空経費の計上により脱税を行っていたようですので、簡単にその方法について見てみましょう。
- 利益=売上-経費
- 利益の減少=売上-経費(通常の経費+架空経費)
- 脱税により納税額が減少
(4)修正申告と納税
取材に対して、井村社長は「すでに修正申告と納税を済ませた。今は毎日が反省の日々です」とコメントしています。エイドの社長は、脱税を認めており、修正申告と納税を行ったようですね。エイドは脱税を行っていますので、多額の追徴課税が課されたと思いますので、脱税のリスクは大きいことが分かります。
(5)株の購入と利益
脱税した金は、株の購入に充てられていたということです。エイドは脱税したお金で、株を購入していたようですね。エイドが脱税していたのは、昨年と一昨年ですので、株式市場が低迷していた時期に株を購入しています。エイドは株を購入していたようですが、株の浄書局面で売買に成功していたのかどうか、気になりますね。 スポンサードリンク
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