(1)半沢直樹の金融庁検査と銀行破綻
半沢直樹が話題となっていますが、金融庁検査に対して銀行員が全力で対応していたことを覚えている方は多いと思います。半沢直樹でUFJ銀行のモデルがでていますが、金融庁検査で不誠実な対応を行ったとして銀行員が逮捕されたり、事実上、破綻した銀行があります。銀行の貸し剥がしが社会問題となったり、情実融資、半沢直樹の大和田常務のように浮き貸しなどの不正融資がありますので、金融庁の監督が重要になります。みずほ銀行は、大規模なシステムトラブルが二度発生しており業務改善命令を受けていますが、今回は銀行融資の根幹に関わる内容ですね。
みずほ銀行は自動車提携ローンで2億円超の融資取引があり、反社会勢力との取引ですので100%引当の不良債権となる可能性が高いです。みずほ銀行の2014年3月期利益予想は5000億円を予想していましたので業績に与える影響は軽微ですが、コンプライアンス上の重大な問題と言えますね。
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(2)みずほ銀行 業務改善命令の指摘事項
- みずほ銀行の提携ローン 自動車や宝飾品などに利用
- 保証会社が融資の保証
- 暴力団組員など反社会勢力と銀行取引
- 融資総額2億円超 取引件数が約230件
銀行口座は、架空名義の口座や借名口座が振り込み詐欺に使われるなどの事例がありますので、反社会勢力は預金口座作成を含めた一切の取引が禁止されています。銀行融資の資金が、不法行為への資金に流れた可能性がありますので、資金流がどういったものなのか気になりますね。
みずほ銀行が融資した提携ローンが、不法行為で手に入れた自動車や宝飾品などの購入に流れたのか、調達した資金の行き先に注目ですね。反社会勢力との取引はあらゆる場面で禁止されていますので、みずほ銀行からの融資を受けいていることや銀行口座保有で、信用力がどのように高まったのか気になりますね。
エステート24ホールディングス融資詐欺 みずほ銀行の影響が報じられていますが、みずほ銀行が不祥事を意識して警察に被害届けを出したのか気になります。みずほ銀行の業務改善命令があったところですので、金融庁が何らかの指示を出すのかにも注目ですね。
(3)金融庁が業務改善命令を下した理由
- 反社会勢力との取引は禁止
- 多数の取引先がある
- 担当役員レベルで情報が止まっており2年以上前から放置
- 不正融資に対して抜本的な対策がとられず
- みずほ銀行は顧客の新規融資を禁止したが取引解消は行わなかった
みずほ銀行は取引停止処分にとどまっており、金融庁は、みずほ銀行の対応が甘いと判断した可能性が高いですね。みずほ銀行の自動車提携ローンで審査を行っている会社はオリコであると思いますが、他の金融取引にも影響がでる可能性があります。
東京中央銀行モデル半沢直樹と倒産危機を考えると、みずほ銀行がモデルではないようですね。半沢直樹は複数の銀行を取り上げていると思いますが、金融庁検査の重要性が、みずほ銀行の不祥事で分かりますね。
(4)銀行カードローンへの影響
みずほ銀行の不祥事は、信販会社が審査を行った提携金融商品の信用情報照会が問題になっています。みずほ銀行の不祥事で、業務改善命令がでていますが、他の金融商品にも影響がでるのではないでしょうか。
カードローンは銀行が積極的に融資を行っている分野ですが、子会社の消費者金融が審査を行っているのが実態ですね。金融庁検査の結果、銀行業界が消費者金融の審査に対して厳格な体制を求めることになれば、カードローンの審査が厳しくなるのか気になりますね。
みずほ銀行の自動車提携ローンは、提携先の信用情報紹介が問題となり、反社会勢力との取引が問題になっています。提携ローン審査甘い みずほ銀行オリコ融資が保険会社に影響を見ると、提携ローンで保険会社にも問題が拡大しており、審査の厳格化に繋がる可能性が極めて高いですね。金融庁は業務改善計画を2013年10月28日までの提出を、みずほ銀行に求めており、役員がどのような責任を果たすのか見てみましょう。
みずほ銀行不正融資で頭取辞任の可能性を考えると、頭取の責任を隠蔽していたと言われても仕方がないと言えます。みずほ銀行に対して金融庁の処分内容を見ると、金融庁は事実を把握しておらず、金融庁検査の検査忌避で処分されるのかどうかも注目を集めていますね。
みずほ銀行やくざ融資 役員辞任の理由を見ると、歴代3頭取に対して処分案が浮上しています。みずほ銀行の佐藤頭取は、留任するものの減俸という形で処分を受けて会長は辞任しますが、みずほグループに残留する可能性がありますね。
みずほ銀行だけでなく、金融庁が業務改善命令を発表した後ですので、金融庁幹部に対する責任問題が政治問題として浮上しています。半沢直樹のイメージで言えば、金融庁幹部の責任が問われているのに、みずほ銀行の頭取が銀行に残留することができるのか注目ですね。
オリコ業務改善命令 提携ローン審査に影響を見ると、オリコに対しても監督官庁が処分を行っていることが分かります。みずほ銀行とオリコの提携ローンが社会問題となりましたが、ローンの審査が厳しくなる可能性がありますので、ローン申込を考えている方は動向を注視する必要がありますね。
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カードローンは銀行が積極的に融資を行っている分野ですが、子会社の消費者金融が審査を行っているのが実態ですね。金融庁検査の結果、銀行業界が消費者金融の審査に対して厳格な体制を求めることになれば、カードローンの審査が厳しくなるのか気になりますね。
みずほ銀行の自動車提携ローンは、提携先の信用情報紹介が問題となり、反社会勢力との取引が問題になっています。提携ローン審査甘い みずほ銀行オリコ融資が保険会社に影響を見ると、提携ローンで保険会社にも問題が拡大しており、審査の厳格化に繋がる可能性が極めて高いですね。金融庁は業務改善計画を2013年10月28日までの提出を、みずほ銀行に求めており、役員がどのような責任を果たすのか見てみましょう。
(5)みずほ銀行の処分内容
- みずほ銀行不祥事で頭取は辞任せず
- みずほ銀行不祥事で担当役員は辞任
- 金融庁が業務改善命令を追加
みずほ銀行やくざ融資 役員辞任の理由を見ると、歴代3頭取に対して処分案が浮上しています。みずほ銀行の佐藤頭取は、留任するものの減俸という形で処分を受けて会長は辞任しますが、みずほグループに残留する可能性がありますね。
みずほ銀行だけでなく、金融庁が業務改善命令を発表した後ですので、金融庁幹部に対する責任問題が政治問題として浮上しています。半沢直樹のイメージで言えば、金融庁幹部の責任が問われているのに、みずほ銀行の頭取が銀行に残留することができるのか注目ですね。
(6)みずほ銀行とオリコに業務改善命令
- みずほ銀行に業務改善命令
- みずほ銀行に業務改善命令2回目 業務停止命令
- オリコに業務改善命令 みずほ銀行と異なり経済産業省が発令
オリコ業務改善命令 提携ローン審査に影響を見ると、オリコに対しても監督官庁が処分を行っていることが分かります。みずほ銀行とオリコの提携ローンが社会問題となりましたが、ローンの審査が厳しくなる可能性がありますので、ローン申込を考えている方は動向を注視する必要がありますね。
みずほ銀行は自分の中では前から印象が悪かったですが、
返信削除信用が大事な業種でこういうのがあると関わりたくなくなりますね…
>匿名さん
削除匿名さん、おはようございます^^
みずほ銀行は、システムトラブルで好感度が下がっていますので、匿名さんの仰るとおり印象が悪い方は多いようですね。
銀行は銀行預金でお金を預かるだけでなく、融資によりお金を貸しており、信用が大事な業種であると思います。みずほ銀行が失った信頼をどのようにして回復していくのか、注目ですよね。
みずほ銀行は頭取ら役職トップ一同、首ですね!知らなかった?それが事実なら小学生以下レベル。桁外れな年収もらっている人物が。。。。
削除>匿名さん
削除匿名さん、おはようございます^^
みずほ銀行は記者会見を行って、経緯について説明を行っているようですね。
みずほ銀行の説明内容を見ると、どの役員が隠蔽をしていたのか情報が錯綜しており、分かりやすい情報公開を望んでます。
みずほ銀行はコンプライアンス遵守が求められる中で、社会的な注目が高まっていますので、頭取を中心にどういった責任をとるのか注目ですね。