トリヤマ脱税の仕組み

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トリヤマ脱税の仕組みについて見てみると、その手口が単純である事が分かります。トリヤマの脱税から分かる事について見てみましょう。

脱税の事例

トリヤマの脱税を見ていく前に、他の事例を簡単に見てみましょう。トリヤマが対象となった脱税は、3年間となっており時効ではありません。板東英二さんの脱税は、時効の部分があるうえに、トリヤマよりも金額が大きいのはマスコミを優遇関係者を優遇でしょうか。

庄内タイヤの脱税も、儲けたお金の入金先を代えることで、売り上げを過少に見せていますのでトリヤマと似ている部分があります。

儲けを隠す脱税

トリヤマの脱税について、2013年1月29日時事通信が3400万円脱税の疑い=プラ製品加工会社を告発-東京国税局と報じているので見てみましょう。
売り上げの一部を隠すなどして約3400万円を脱税したとして、千葉県野田市のプラスチック製品加工会社「トリヤマ」と鳥山孝一社長(73)が、東京国税局から法人税法違反容疑で千葉地検に告発されたことが29日、分かった。
トリヤマの脱税は、売り上げの一部を隠す事で脱税を行っています。
  1. 利益=売上-経費
  2. 売上を減らす脱税 
  3. 経費を増やす脱税
税金は利益に対して、必要になるものがあります。税金は経費の限度額がありますが、ここでは省略します。利益の算出方法を考えると、売上減少と経費増加が脱税を行う際の基本的な方法になると思います。
経費を減らす脱税の代表例をあげると、マスコミも脱税を行っていることが分かりますね。ワイドショーでコメンテーターやアナウンサーが事件について報じていますが、テレビ局や新聞社は巨大な権力があり脱税を行っていることがあるということでしょうね。

脱税の指摘後、修正申告に応じる

同社は修正申告に応じたもようだ。
トリヤマ脱税のポイントは、修正申告に応じいるものの告発されている点であると思います。確定申告を誤魔化さない事が一番良いということなのでしょうね。

脱税の方法

関係者によると、鳥山社長は、取引先からの代金を簿外口座に振り込ませて売り上げを除外したほか、架空人件費を計上。
脱税は2種類のようです。
  • 簿外口座に振り込み
  • 架空人件費を計上
別の報道で、売上の一部を取引銀行以外の口座に振り込ませてた点が報道されています。脱税のポイントは、売上を過少に見せる事が重要になりますので、決算書に反映させない事ですね。取引銀行の口座で脱税を行っても、名寄せでばれる事を恐れたのではないでしょうか。

取引先はトリヤマと取引を行う際に、信用調査会社のデータを見るなど、調査をしなかったのでしょうか。そう考えると、トリヤマの取引先が馴染みの会社であったのか少し気になりますね。

脱税のお金は事業資金や証券投資

2011年9月期までの3年間で同社の所得約1億2000万円を不正に圧縮し、法人税を免れた疑いがある。隠した金は事業資金や自身の証券投資に回したという。
脱税のお金は事業資金となっていますが、トリヤマの本業であったのかどうか気になりますね。証券投資にも回っているようですが、修正申告に応じて脱税のお金を支払ったという事は大損しなかったのでしょう。

トリヤマ脱税の仕組みを見ると、売上を減少させる脱税と経費を増やす脱税の両方を行っている事が分かりますね。
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