(1)韓国経済の悪化が止まらない
韓国経済は、大企業の輸出に依存している経済のため、輸出が失速すれば経済崩壊に繋がります。韓国政府は、アジア通貨危機の後に内需を育成することに失敗しているため、為替レートの変動にもろい経済になりました。サムスンや現代自動車だけでなく、現代重工業やポスコなど、日本企業のパクリのため輸出品目が似ています。民主党政権は、日本を為替レート円高ウォン安に誘導していたため、日本企業は競争に負けてリストラだらけになりました。
韓国企業は、自民党政権が為替レート円安ウォン高の政策に切り替えたため、価格競争力が大幅に低下しています。韓国政府は、為替レートをウォン安誘導にしたいものの外貨準備が不足しているため、安倍政権批判を繰り返すしかできないということですね。
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(2)韓国の造船受注は世界一になった
- 世界の造船産業シェア1985年 日本50%前後
- 世界の造船産業シェア1985年 韓国20%前後
- 世界の造船産業シェア2010年 中国38%
- 世界の造船産業シェア2010年 韓国33%
- 世界の造船産業シェア2010年 日本21%
日本企業は、安い人件費や為替レート円安を利用することにより、造船産業の世界一に上り詰めました。韓国政府は、補助金や電気代優遇などにより産業育成を続けるだけでなく、ダンピングにより日本企業からシェアを奪ってきました。
韓国企業は、価格競争力だけが強みであるため、中国企業とのシェア争いにあっさりと敗北しています。日本企業は、黒田バズーカによる為替レート円安により、輸出競争力を大幅に回復してシェアを回復していますね。
(3)韓国の造船受注量がゼロに転落
- 現代重工業2016年1月受注量がゼロ
- 大宇造船海洋2016年1月の受注量がゼロ
- サムスン重工業2016年1月の受注量がゼロ
日本企業は、今治造船が世界最大規模のコンテナ船を受注しており、丸亀に新しいドッグ建設を発表しました。日本の造船産業は、円高とダンピング攻勢により消滅すると言われていましたが、完全に復活していますね。
韓国経済の現状2015年7月サムスン重工業の造船崩壊をまとめましたが、海洋資源採掘船の建造失敗により、2年間で1兆円の赤字を計上しました。韓国企業は、ダンピングにより受注するための経営体力がなくなっているため、新規の受注を獲得できなかったということでしょう。
(4)韓国が不況型の貿易黒字に転落
- 韓国の経常収支2015年 1059億ドル
- 韓国の輸出2015年 前年比14%減少した
- 韓国の輸入2015年 前年比19%減少した
- 韓国の輸出2015年1月から13ヶ月連続の下落
- 現代自動車の販売台数2016年1月 前年比15.4%減少
韓国の経常収支は、貿易黒字が続いているため、経済が好調なように一見すると見えます。韓国経済の実態は、輸出が大幅に減少しているものの、輸入が減少しているため貿易黒字になっています。
韓国経済は、輸出の減少が13ヶ月連続で止まらなくなっており、現代自動車の自動車販売台数も激減しています。韓国の輸入は、原油価格の下落により大幅に減少したため、不況型の貿易黒字でもウォン高が止まらなくなっているということですね。
(5)韓国政府は通貨安に誘導できない
- アメリカ連銀は利上げ
- 日本銀行は利下げや量的緩和
- ヨーロッパ中央銀行は利下げや量的緩和
- 韓国が日韓通貨スワップの延長に失敗した
- 韓国が金融緩和すれば資本流出のリスクがある
世界の金融は、通貨安競争による景気刺激が激しくなっているため、アメリカ以外は通貨戦争に敗北すれば輸出産業が大打撃を受けます。韓国経済は、日本企業や中国企業との競合が強いため、為替レートウォン安の通貨安に誘導したいところでしょう。
韓国経済崩壊最新2016年2月 外国人観光客が激減をまとめましたが、為替レート円安ドル高により、外国人観光客は日本が獲得しています。韓国には、観光資源が特に何もなく安いだけだったため、為替レートをウォン安に誘導して、輸出増加や外国人観光客増加を望んでいます。
韓国経済は、アジア通貨危機から外資主導で再建しているため、国内の資本蓄積が十分ではありません。日韓通貨スワップの消滅は、為替レートをウォン安に誘導できなくなっているため、輸出が増えずに不況が深刻化しているということですね。 スポンサードリンク
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