(1)韓国経済の危機
日本経済と韓国経済は、輸出品目が競合しているため、お互いに利益のある経済関係ではありません。日本企業は、自動車業界や家電業界が世界を代表しており、トヨタやパナソニックなどの優良企業が多数あります。韓国経済は、韓国企業が日本企業のパクリにより成り立っているため、日本企業が不利になれば利益を拡大してきました。韓国経済は、輸出産業が全滅しており不景気になっていますが、為替レート円安ウォン高が大きく影響しています。
日本経済は、アベノミクスによる株高が話題になっており、韓国経済が沈没していることとは対象的でしょう。日本経済の復活は、政治安定と円安が続いているため、韓国経済破綻の危機は深まっていくということですね。
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(2)韓国がAIIBの無格付債を発行
- AIIBは中国主導で設立
- AIIBは日本やアメリカは加入していない
- AIIBは無格付債券を資金調達のために発行する
- 韓国政府は無格付債券を購入して支援を約束している
AIIBの目的は、中国が筆頭株主として途上国援助に主導権を持ちながら、中国企業を支援するために作られた仕組みです。中国企業は、中国経済破綻により過剰生産が問題になったため、海外インフラ需要により輸出を増やす必要がでているからです。
日本とアメリカは、中国政府からの参加要請を拒否しており、AIIBに対する信認を与えてない形になりました。韓国政府は、AIIBの債券購入を約束しているようですが、リスクの高い無格付債を格安で押し付けられたということですね。
(3)無格付債券のリスク
- 格付会社は信用力を調査
- 格付けのメリット 投資家は判断基準を得られる
- 格付けのメリット 優良企業は低金利で資金調達できる
- 格付けのメリット 企業は高金利にすることにより資金調達できる
- 格付けのデメリット 業績の悪い企業は高金利でしか資金調達できない
- 無格付債は信用調査をしていないためリスクが高く金利が高い必要がある
通常の投資は、格付会社から格付けされていなければ、投資家はリスクが高いため高い金利を要求することになります。トヨタやJTなど、財務体質が良好な会社は、高格付けを得られるため低金利で資金調達できるメリットがあります。
低格付会社は、高金利でも資金調達ができるというメリットもありますが、AIIBのように面子のからむものは信用力がないことを晒すことにもなるでしょう。AIIBは、日本やアメリカからの審査体制支援がないため、まともな組織が作れておらず高格付けを得ることができないと言い換えることもできますね。
(4)AIIB債が高金利ならば低利融資ができない
- AIIBは低金利融資を目標にしている
- AIIBは審査の早い融資を目標にしている
- AIIBは設立間もないため必ず高金利になる
- AIIB債券が低格付にされたら低金利融資ができない
- AIIB債券が低格付にされたら高リスクの融資ができない
AIIBは、ベンチャー企業のように設立間もないため格付を取得すれば、アジア開発銀行よりも低格付けに転落することが確実でしょう。AIIBは、AIIB債による調達金利が高くなったときに、低金利融資を行えば出資国が損失をかぶることになります。
中国政府や韓国政府などは、AIIBをボランティアでやるつもりならば問題ないと思うのですが、そんな都合のいい話はありません。AIIBは、低金利の無格付債券をどこかの国に押し付けなければ、組織運営するための資金調達ができないということですね。
(5)韓国はAIIBの財布になった
- AIIBは日本を財布にできなかった
- 韓国経済は中国経済に依存している
- 韓国政府は日米から中国に傾斜している
- 韓国政府がAIIBの無格付債の引き受けを斡旋
- 韓国の金融機関が1億ドルから5億ドルを引受予定
韓国政府は、安全保障と輸出の両面で中国に依存を深めており、世界からの孤立を深めています。中国政府は、韓国が依存してきていることを見透かしているため、韓国の足元を見ているということが分かりやすいでしょう。
AIIBは、インフラ受注による企業業績向上が見込めるという論調はありましたが、中国企業に価格競争力に勝つことは不可能です。日本のマスコミは、AIIBを絶賛する詐欺のような偏向報道を続けてきたため、AIIB債券をきとんと購入するのか注目ですね。 スポンサードリンク
韓国は中国の趣旨に賛同して参加したのだから5億ドルなどと言わないで500億ドル程AIIB債を購入してやりなさい。宗主国様が喜びますよ。
返信削除>匿名さん
削除匿名さん、こんばんは^^
韓国のAIIB参加は、仰る通りですね。
AIIBを絶賛していた国なのですから、資本参加だけでなく、債券での支援も勝手にやればいいと考えています。
韓国は、中国の属国への道が止まらなくなっているので、段階的に金額が増えていくのでしょう。
中国と韓国の関係は、パククネを見てると、1000年経っても変わらないのでしょうね。