ジンコーポレーション倒産の可能性

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ジンコーポレーションの取引銀行が、預金を相殺すれば、ミュゼの前払金は融資返済に回ります。ジンコーポレーションが、自己破産や民事再生を選べば、すぐ倒産する可能性もありますね。


(1)ジンコーポレーションの倒産はミュゼ会員に影響が発生する

  1. ミュゼプラチナム会員の前払金は流用されており全額は保全されていない可能性が高い
  2. ミュゼプラチナム会員の前払金は私的整理によりカットされれば返金されないリスクがある
  3. ミュゼプラチナム会員はジンコーポレーションの倒産により前払金は返済されない可能性がある
ミュゼプラチナム倒産の危機をまとめましたが、ジンコーポレーションが倒産すれば、前払金の全額返還は難しいでしょう。ジンコーポレーションのビジネスモデルは、語学学校の前払金ビジネスの資金繰りに似ているため、ミュゼ会員の方は返金されないことを覚悟するべきです。

ジンコーポレーションは、ミュゼ会員から預かった前払金を、運転資金や広告費に流用しています。ジンコーポレーションは、ミュゼ会員の前払金を信託保全するべきですが、資金管理は破綻しているということですね。

ジンコーポレーションは、私的整理により経営再建を目指しているようですが、不可能な事案になるでしょう。ジンコーポレーションの風評悪化は、ミュゼ会員解約増加や新規加入の減少により、資金繰り破綻による倒産が早まる可能性もありますね。
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(2)ジンコーポレーションは金融庁検査に引っかかるような案件

  1. ジンコーポレーションは前受金の簿外処理を行なっている
  2. ジンコーポレーションは簿外債務を修正すれば債務超過になる
  3. ジンコーポレーションは債務超過になっていれば新規融資できない案件である
  4. ジンコーポレーションは格付が不良債権になるためシンジゲートローン融資はできない
  5. ジンコーポレーションのメインバンクはシンジゲートローンの責任問題に発展する可能性がある
ジンコーポレーションは、ミュゼ会員の前払金を簿外処理しており、前受金などの勘定科目により負債を計上する必要があります。ジンコーポレーションは、簿外債務を修正すれば債務超過になるため、シンジゲートローンの融資対象として不適当な案件でしょう。

ジンコーポレーションの格付けは、実質の債務超過が短期で解消されない可能性が高いため、不良債権先として分類される会社です。ジンコーポレーションは、破綻懸念先か実質破綻先の不良債権になるため、新規融資もできないような格付けになります。

ジンコーポレーションのシンジゲートローンは、常陽銀行か足利銀行が、アレンジャーとエージェントを行なっているでしょう。ジンコーポレーションは、金融庁検査対象の分類になるような会社のため、メインバンクの役員や担当者は責任追及の対象になる可能性もありますね。

(3)ジンコーポレーションの私的整理は経営危機を棚上げするため不可能

  1. 私的整理は複数の種類がある
  2. 私的整理は経営責任を棚上げする
  3. ジンコーポレーションが私的整理により経営再建を目指した
  4. ジンコーポレーションが私的整理に成功するためには銀行の債権放棄が不可欠になる
  5. ジンコーポレーションがの資金管理が杜撰であれば私的整理の成功確率はゼロになる
ジンコーポレーションは、私的整理を目指していたようですが、簿外債務や資金流用疑惑などの問題があるのであれば無理しょう。ジンコーポレーションの社長は、競走馬や愛人疑惑が報じられており、会社からの借入を返済していない可能性もあるようです。

私的整理は、ジンコーポレーションの経営責任を追求せずに、債務整理をするということです。ジンコーポレーションの経営陣に問題があるのであれば、銀行が私的整理により債権放棄したとしても、何のメリットもないため成功確率はゼロになります。

ジンコーポレーションは、資金ショートにより突発破綻の可能性があるため、前払金ビジネスの維持が難しくなってきました。ジンコーポレーションが倒産すれば、社長の借入金問題だけでなく、管財人が資金流用の真相を調査をすることになりそうですね。

(4)ジンコーポレーションのキャッシュフローは資金ショート寸前

ジンコーポレーションの営業キャッシュフロー

  1. ジンコーポレーションの解約者数が増加する 前受金が減少
  2. ジンコーポレーションの新規会員減少が減少する 前受金が減少
  3. ジンコーポレーションの広告宣伝費用が減少する 現金は増加するが新規会員は減少する

ジンコーポレーションの投資キャッシュフローと財務キャッシュフロー

  1. ジンコーポレーションの美容機材が増える 現金が減少する
  2. ジンコーポレーションの新規借入が止まる 借入金による現金流入が減少する
ジンコーポレーション倒産の可能性は、キャッシュフローの動向を考えれば、現金枯渇が進みやすくなりました。ジンコーポレーションのような成長企業は、銀行が積極的に融資をすることにより、運転資金や設備資金の調達を行ないます。

ジンコーポレーションは、シンジゲートローンの返済と利払いを停止しているため、新規融資によるニューマネーの調達は困難になりました。ジンコーポレーションが、資金繰り倒産をしないためには、新規会員獲得と解約減少が不可欠になります。

ジンコーポレーションは、広告会社に対する支払が止まっており、新規会員の獲得を期待できません。ジンコーポレーションの成長は、利用者増加による顧客満足度の低下に繋がっているため、解約増加による資金流出が止まらなくなるリスクが高まってきました。

(5)ジンコーポレーションの預金相殺と突発破綻のリスク

  1. ミュゼの解約金返還は早い者勝ちになる
  2. ジンコーポレーションは前払金の全額返還が不可能である
  3. ジンコーポレーションは銀行預金が相殺されれば資金がなくなるリスクがある
  4. ジンコーポレーションは自己破産や民事再生により突発破綻を選択する可能性がある
ジンコーポレーションは、ミュゼ会員の前払金を流用しているため、前払金の保全が行なわれていません。ジンコーポレーションは、手元資金が資金繰り倒産寸前になっているため、前払金の全額返還は不可能です。

ジンコーポレーションの現金は、メインバンクに集中していると思いますが、預金が相殺により消滅する可能性もありますね。ジンコーポレーションの取引銀行は、不良債権の回収を速やかに行なうために、融資と預金を相殺するリスクがあります。

ジンコーポレーションの決済資金は、取引銀行が強調して相殺することはないと思いますが、実質的に自由に使えなくなっているでしょう。ジンコーポレーションは、スポンサーが見つからず民事再生が難しそうなため、自己破産を選択したとしても前払金返還は早い者勝ちになる可能性がありますね。
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