ricori倒産の理由

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ricori倒産の理由は、宣伝は成功しましたが商品販売に失敗したからです。アパレルは、賃料や宣伝費用だけでなく、在庫資金や仕入資金が必要になるため、不良在庫は倒産に繋がりますね。


(1)アパレル企業の倒産

アパレル業界は、季節性があることや流行の影響を大きく受ける業界です。ユニクロやしまむらなどのSPAが台頭したため、過去にそれなりの知名度やブランド力のあるファッションブランドも、倒産が増えいているのが現状ですね。

製品の製造だけに特化した会社は、販売代金の回収長期化によって、多額の運転資金が必要になります。アパレル業界は、1年間の春夏秋冬でファッションが変化しますので、返品による収益悪化も経営の重荷になりやすいですね。

巨大化したSPAは、デザインから販売までを計画的に行う事で、資金繰りの改善や返品の最小化に成功しています。アパレル業界は、SPAの成功によって衣類の価格は低下しているため、消費者は節約しながら多様なファッションを楽しみやすくなっているようですね。
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(2)リゴレの倒産

  1. ricoriブランド リゴレが営業権保有
  2. ricoriのターゲット 10代から20代女性
  3. ricoriの製品製造元 海外企業に製造を委託
  4. ricoriが有名な理由 篠田麻里子が2013年7月からデザイン
ricori倒産が話題になっていますが、リゴレの自己破産を信用調査会社が報じています。ricoriは、元AKB48の篠田麻里子さんがデザインや宣伝を行っており話題になりましたが、自己破産という事は商品は売れていなかったことが分かりますね。

ricoriの口コミを見れば、価格が高いものの商品の付加価値は低く、満足度が低い商品であったようですね。篠田麻里子さんは、ricoriブランドをtwitterで積極的に宣伝していましたが、SNSによる口コミで商品販売は限界があったようですね。

ricoriの購入者の中には、篠田麻里子さんのファンの方もいたと思いますが、2013年までアドバイザーとして手伝っていたとしています。ricoriは倒産しましたが、篠田麻里子さんの人気に依存していたため、篠田麻里子さんの人気が低下すれば売れ行きが悪化したのか気になりますね。

(3)ricori出店と閉店

  1. 2013年2月東京都 ルミネエスト新宿店
  2. 2013年3月大阪府 HEP FIVE店
  3. 2013年3月大阪府 心斎橋オーパ店
  4. 2013年8月福岡県 博多阪急店
  5. 2013年8月25日大阪府 心斎橋オーパ店が閉店
  6. 2014年3月期の年売上高は8億円前後が目標
ricoriは、大都市圏に出店を行っており、2014年3月期は8億円の売上高を目標としていたようです。ricoriのマーケティングは、篠田麻里子さんの知名度を生かしており、マスコミへの露出は多かったものの経営不振で閉店していましたね。

ricoriの倒産は、AKB48から卒業した元メンバーは、情報発信力が大幅に低下している可能性を示しています。AKB48の卒業メンバーについて口コミを見れば、卒業後のソロ活動だけでなく、CD販売枚数が激減していることについて厳しい指摘がありますね。

ricoriは倒産していますが、リゴレは自己破産による倒産を選択しています。ricoriブランドの人気が高ければ、民事再生やスポンサー探しを行っていますので、ricoriは出店場所の賃料を補うだけの利益はなかったことが分かりますね。

(4)アパレル業界の倒産理由

  1. 出店経費 内装
  2. 出店経費 在庫
  3. 出店後の費用 賃料
  4. マーケティング 宣伝費用
  5. 商品の販売不振 大量の在庫
  6. 商品の販売サイクル 春夏秋冬で1年に4回
  7. 商品の販売サイクル 仕入資金が必要になる
ricoriのように、アパレル業界の企業は、出店費用だけでなく在庫費用や仕入資金の資金調達が重要になります。ricoriは、篠田麻里子さんの名前によって宣伝は問題なかったですが、デザインや価格の評判が悪かったため倒産していますね。

ricoriの出店地域は、大都市圏の中心部になっていますので、支払賃料は高い金額になります。ricoriは商品価格を高く設定していたようですが、商品の販売不振によって、不良在庫を大量に抱えていた可能性があります。

ricoriの資本金は100万円の少額のため、不良在庫があれば翌シーズンの商品調達に向けた資金が不足して、競争力が低下していったと言えそうです。ricoriの倒産は、AKB48卒業メンバーのブランド力は限界があることを示した可能性はありますが、卒業後に新しい分野で成功できるのか今後の動向に注目ですね。
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