東海産業倒産の理由 パチンコ北朝鮮輸出で逮捕

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パチンコの東海産業が倒産しましたが、北朝鮮への不正輸出で逮捕されたことがきっかけですね。パチンコは韓国や北朝鮮と密接な関係にあると言われていますが、東海産業はパチンコの不正輸出による、お金儲けに失敗して倒産しています。

(1)パチンコの脱税とお金

パチンコは脱税が日本一の業種として有名ですが、韓国人の中にはパチンコによる成功で、お金儲けの才能を認められて高い地位に上り詰めている人物もいるようですね。パチンコ業界は、収益性が極めて高いため、成功すれば巨額の資金が手元に転がり込んできます。

脱税はお金が儲かるから行うものですが、パチンコ屋のマルハンがゴルフ場買収に100億円以上を使っており資金力があることが分かります。投資は、自己責任によるリスクは大きくなりますが、成功すればリターンが大きいためお金持ちになれるということですね。。
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(2)東海産業の破産

東海産業倒産の理由、パチンコ北朝鮮輸出で逮捕について、2013年5月21日帝国データバンクが、前代表が北朝鮮への不正輸出で逮捕されたパチンコホールが破産したことを報じているので見てみましょう。
東海産業(有)(TDB企業コード240290072、資本金300万円、栃木県宇都宮市上戸祭町42-6、登記面本店=宇都宮市上戸祭町42-30、代表姜孟<かん・たけし>氏)は、債権者より破産を申し立てられていたが、5月8日に宇都宮地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。
東海産業が破産手続き開始により倒産していますが、パチンコ屋としてかなりの売上高があり、急速に拡大していたことが分かります。東海産業は、債権者から破産を申し立てられており、借入の返済困難や代表者の逮捕で信用力が低下したのでしょうね。

(3)東海産業はパチンコやレジャー施設を多角化

当社は、1981年(昭和56年)9月に遊技場経営、関係会社への不動産賃貸を目的に設立。パチンコホールやボウリング場などのレジャー施設の運営を手がける関係会社など10社近くで東海産業グループを形成していた。 
東海産業はパチンコやレジャー施設の多角化を行っており、グループ関係会社は30以上の大きな企業グループを形成していたことが分かります。パチンコ業界は、現金商売により利益が急速に増えるため、節税することが大きな課題になりました。

パチンコ会社の中には、子会社のペーパーカンパニーに利益を飛ばして節税を行っており、脱税を摘発された会社もあります。パチンコ会社は、成功すれば手元現金が急速に増えるため、多角化によりグループが急激に拡大することも特徴的ですね。

(4)栃木県の大手パチンコホールとして有名 

グループの運営する店舗は北関東地方を中心に30以上あり、かつては「球殿プラザ」、「パーラーさくらんぼ」などのパチンコホールをはじめ、ボウリング場も展開。ピーク時の95年7月期には年収入高約500億円超を計上し、栃木県内の大手パチンコホールとして相応の知名度を有していた。
栃木県の大手パチンコホールとして、東海産業は有名であり、売上高は500億円を超えていたようですが、倒産直前の売上高は10分の1以下まで大きく減少しています。パチンコホールは、売上高が億円規模の企業がいくらでもありましたが、マルハンなどの大手企業による寡占化が進みました。

韓国経済崩壊最新2016年1月 北朝鮮の核実験をまとめましたが、北朝鮮のミサイルや核兵器に資金が流れたため、パチンコ産業に対する批判も高まっています。パチンコ業界は、北朝鮮系の会社もありましたが、銀行からの融資規制などにより北朝鮮系企業の淘汰が進んでいますね。

(5)業績不振により、売上高が10分の1以下に減少

しかし、近年においては、大手ホールチェーンとの競合や店舗の老朽化、個人レジャーの多様化などにより業績は大きく低迷。近時の2012年7月期は年収入高が約35億5500万円までダウンし、長期にわたり連続最終赤字を計上。
東海産業はパチンコ業界の競合に、設備投資を行えず、倒産直前は業績が大きく低迷していたようですね。
  • 東海産業1995年7月期売上高 約500億円超
  • 東海産業2012年7月期売上高 約35億5500万円 売上が最盛期の15分の1
  • 長期にわたり連続最終赤字を計上
東海産業は、売上高が大きく減少しているうえに、赤字が続いていますので倒産寸前であったことが分かりますね。クロニクル倒産と上場廃止を見ると、倒産直前の売上高が激減しており、企業の盛衰が分かりますね。

(6)北朝鮮に不正輸出で逮捕

こうしたなか、2012年6月27日には前代表の福田実氏が北朝鮮へボウリングやスロットマシンなどの遊技品を不正輸出し、外為法違反(無承認輸出)で逮捕される事態が発生。これにより信用力が大きく低下していた。負債は2012年7月期末時点で約86億3700万円であるが変動している可能性もある。
東海産業は、北朝鮮への不正輸出により代表者が逮捕されており、倒産のきっかけとなっています。パチンコ業界は韓国や北朝鮮と密接な関係があると指摘されてきましたが、東海産業の代表者逮捕であらためて証明された形になりましたね。

大阪ライス倒産の理由は、産地偽装により逮捕者がでており、東海産業のように不祥事により倒産する事例があることが分かりますね。
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