2種類の脱税
記事の中で紹介しましたが、板東英二さん、脱税の仕組みがひどいのは、2種類の脱税が組み合わさっている点です。詳細はリンク先をご参照。- 架空外注費の計上で脱税
- 倒産企業に架空の貸付金で脱税
倒産企業への架空の貸付金とは、貸したお金が返ってこなかった場合に、費用になるのを利用しています。倒産企業を相手にする事で、足がつかないと判断したのではないでしょうか。
板東さんの事務所は、倒産企業への架空貸付金を報道されているだけで、3回も繰り返しています。
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倒産企業への架空貸付金で3回も脱税を繰り返す
板東さんの脱税を見るうえで、国税当局が問題視したのは、金額も、勿論ですが、脱税を繰り返している事ではないでしょうか。今回の脱税、板東英二さんのお金を時効で逃げ切りもまとめると、以下のようになります。詳細はリンク先をご参照。- 時効2001年ごろ 架空貸付金で脱税 倒産した大阪市のイベント企画会社
- 時効2003年ごろ 架空貸付金で脱税 倒産した大阪市の番組制作会社
- 架空貸付金で脱税 倒産した名古屋市の自動車販売会社
- 架空外注費で脱税 大阪市のイベント企画会社
板東さん脱税で放送中止の番組
正月休みの番組に影響
板東さんの脱税ですが、一部は時効で逃れる事ができましたが、正月休みの番組に影響がでているようです。産経新聞2012年12月27日の報道を見て見ましょう。そこが知りたい特捜!板東リサーチ
1月1、2日に放送予定だった新春特別番組「そこが知りたい特捜!板東リサーチ」2本で、それぞれ別の番組に差し替える。(産経新聞)番組名に、板東さんの名前がついていることから、主役だったのでしょうか。板東さんの脱税報道がある事を考えると、番組名に、名前がつくのはよくないと経営判断をしたということでしょうか。
中部日本放送の番組
中部日本放送は「板東さんの事務所から修正申告を済ませているとの説明を受けたが、社会への影響の大きさや正月番組という性格を踏まえ、放送を見合わせることにした」としている。(産経新聞)放送を予定していたのは、中部日本放送のようですね。
正月番組で、板東さんの脱税について取り上げられる可能性は、十分に考える事ができ、そのリスクを考えたということでしょうか。
名古屋テレビも放送中止 <追記>
板東さんは、名古屋テレビでも番組中止が決ったようですので、12月29日に追記しました。12月28日の読売新聞が報道しています。タレントの板東英二氏(72)が役員をしていた番組企画制作会社が所得隠しを指摘された問題で、名古屋市の名古屋テレビ(メ~テレ)は28日、板東氏がコメンテーターを務めている月曜午前6時からの情報番組「ドデスカ!」について、来年1月7日以降、板東氏の出演を当面見合わせると発表した。中部日本放送は、正月番組ですが、名古屋テレビの番組は、板東さんがコメンテーターで出演しており、レギュラー番組だったのでしょうか。テレビ局が、出演を見合わせるということは、社会的な影響が大きかった事件であると言えます。
社会的な影響の大きい事件
たしかに、板東さんが、国税庁のPRを行っていた事も考えると、脱税は社会への影響が大きいという判断は妥当であると思います。板東英二さんは、脱税について時効で逃げ切る事に成功しましたが、テレビ番組が中止になっており、仕事の面で影響がでているようです。 スポンサードリンク
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